【3月18日 AFP】男子ゴルフ米国ツアー、アーノルド・パーマー・インビテーショナル(Arnold Palmer Invitational 2018)は17日、米フロリダ州オーランドのベイヒルクラブ&ロッジ(Bay Hill Club & Lodge)で3日目が行われ、ヘンリク・ステンソン(Henrik Stenson、スウェーデン)が通算12アンダーで単独首位に立った。

 2016年の第145回全英オープン(The 145th Open Championship)王者のステンソンは、1アンダーの「71」でラウンドを終えて、2位のブライソン・デシャンボー(Bryson DeChambeau、米国)に1打差をつけている。

 しかしながら、2日目を終えて首位タイに立っていたステンソンとデシャンボーはリードを広げることはできず、タイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)やロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)、ジャスティン・ローズ(Justin Rose、イングランド)ら後続の追い上げを許した。最終日を控える中、ステンソンから5打差の中には12人がひしめいている。

 これまでに4度メジャー大会を制し、グランドスラム達成へマスターズ・トーナメント(The Masters Tournament)のグリーンジャケットを残すのみとなっているマキロイは、上がり3ホールで2バーディーを奪い、5アンダーを記録した。

 前週、予選落ちを喫していたマキロイは昨年8月以来となる好スコアの「67」を記録し、通算10アンダーで3位に浮上した。

 ローズは15番でスリーパットのボギーをたたきはしたものの、6バーディーでこちらもスコアを「67」とし、通算9アンダーでライアン・ムーア(Ryan Moore、米国)とともに4位タイに並び、そこから1打差の6位タイグループにはアン・ビョンフン(Byeong-Hun An、韓国)やリッキー・ファウラー(Rickie Fowler)、テイラー・グーチ(Talor Gooch)、チャーリー・ホフマン(Charley Hoffman)の米国勢が並んでいる。

 そしてさらに、上がり3ホールで2バーディーを奪い「69」のスコアを残したウッズも、同胞のパトリック・リード(Patrick Reed)、バド・カウリー(Bud Cauley)、グレイソン・マレー(Grayson Murray)とともに通算7アンダーの10位タイにつけている。

 ウッズは「あした、本当にしっかりと低いスコアを出せれば、優勝に手が届くと考えている。ロースコアを出さなければならないし、少しは周りの助けも必要になるだろう。でも、まずはロースコアを残すことが自分のつとめだ」とコメントしている。

 松山英樹(Hideki Matsuyama)はスコアを1ストローク伸ばしたものの、通算3アンダーで35位タイに後退している。(c)AFP