【3月18日 AFP】スペイン1部リーグ、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)の左SBフィリペ・ルイス・カスミルスキ(Filipe Luis Kasmirski)が骨折していることが17日に判明し、W杯ロシア大会(2018 World Cup)を控えるブラジル代表に激震が走った。

 ブラジル代表のチッチ(Adenor Leonardo Bacchi aka Tite)監督は15日、フランスとの親善試合に向けたメンバーを発表し、イタリア・セリエAのユベントス(Juventus)に所属するアレックス・サンドロ(Alex Sandro)ではなく、フィリペを招集していた。

 しかし、その数時間後にフィリペはロコモティフ・モスクワ(Lokomotiv Moscow)とのヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2017-18)決勝トーナメント2回戦第2戦で左脚を骨折。16日にマドリードで手術を受け、翌17日に自宅に戻った。

 アトレティコは声明で「離脱期間は8週間を想定している」と発表。この通り5月中旬の復帰となると、フィリペは今季再びクラブでプレーすることはできず、W杯は6月14日に開幕するため、トップフォームを取り戻す時間も限られている。(c)AFP