【3月18日 AFP】スーパーラグビー(Super Rugby 2018)は17日、第5節の試合が行われ、サンウルブズ(Sunwolves)は38-40でゴールデン・ライオンズ(Golden Lions、南アフリカ)に敗れ、敵地での初勝利を惜しくも逃した。

 昨シーズン、同じく敵地ヨハネスブルク(Johannesburg)で7-94という大敗を喫していたサンウルブズは、その失態を取り繕うべく試合に臨むと、残り20分までは5点のリードを奪った。

 しかし、サンウルブズは流れを維持することができず、ライオンズのマルコム・マークス(Malcolm Marx)とローハン・ヤンセ・ファンレンズバーグ(Rohan Janse van Rensburg)にトライを決められ逆転を許した。終盤にサンウルブズは坂手淳史(Atsushi Sakate)のトライを決め、ボーナスポイントを手にしている。

 先週、南アフリカ2連戦の初戦となったシャークス(Sharks)戦に22-50で敗れていたサンウルブズは、劇的な改善をみせた。

 試合を通じての活躍に加え、2トライを挙げてマンオブザマッチに選出された南ア代表のマークスは、「サンウルブズは昨年よりもとてつもなく改善した」と語った。

 一方で、2016年のデビュー以降敵地で多くの苦杯を喫していたチームの勇敢なパフォーマンスに、サンウルブズの主将流大(Yutaka Nagare)は、意外にも落ち込んだ様子だった。

 流は「どうしても勝ちたい試合だったが、チームは十分ではなかった。とにかく挑戦し続けるしかない」と通訳を介してコメントしている。(c)AFP