【3月18日 AFP】17-18イタリア・セリエAは17日、第29節の試合が行われ、首位ユベントス(Juventus)はSPALと0-0で引き分けた。リーグ7連覇を目指すユベントスは、この試合で勝てば2位ナポリ(SSC Napoli)との勝ち点差を7に広げて独走態勢に入ることができた。ナポリは18日の試合でジェノア(Genoa CFC)に勝利すれば、首位との勝ち点差を2に縮めることができる。

 ユベントスのマッシミリアーノ・アレグリ(Massimiliano Allegri)監督は「怒ってもいないし、がっかりもしていない。SPALは危険なプレーで立ち向かってきた」と話し、「彼らはわれわれの試合を壊すために29回ものファウルを仕掛けてきた。これは言い訳ではないが、こういったことはシーズン中に起きるもの」と語った。

「セリエAで首位に立ち、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)では準々決勝に進み、イタリア杯(Italian Cup 2017-18)では決勝に臨むわれわれも人間にすぎない。たまには冷静さを失い、エネルギーをなくすこともある」

 ユベントスのリーグ戦の連勝は12で止まったが、連続無失点試合は10に伸びており、アレグリ監督は「無失点を続けたこと、まだ5ポイントのアドバンテージがあることがポジティブな面だ」と話している。

 ユベントスは試合終了10分前にジョルジョ・キエッリーニ(Giorgio Chiellini)が太ももを痛めて交代し、3週間後に行われるレアル・マドリード(Real Madrid)とのチャンピオンズリーグ準々決勝へ不安を残したが、アレグリ監督は「筋肉の疲労」のため交代したと明かしている。(c)AFP/Emmeline MOORE