【3月17日 AFP】ボツワナのイアン・カーマ(Ian Khama)大統領は16日、米政府が従来の方針を覆してスポーツハンティングで狩ったゾウの体の一部を記念品として持ち込むのを認めたことを受けて、ゾウの密猟を助長していると米国を非難した。

 カーマ大統領はボツワナで開かれたゾウの保護会議で「この機会に、即時発効する大統領覚書を今年3月1日に出した(ドナルド・)トランプ(Donald Trump)政権の決定を可能な限り最も強い言葉で非難する。米政府はアフリカ6か国からのゾウ狩猟の記念品の持ち込み許可を検討するだろう」と述べた。

 米内務省によるこの決定は、ボツワナ、ナミビア、南アフリカ、タンザニア、ザンビア、ジンバブエで殺したゾウの牙や皮などの輸入をケースバイケースで認めるもの。(c)AFP