【3月17日 AFP】テニス、マイアミ・オープン(Miami Open 2018)の主催者は16日、マリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)が左前腕のけがを理由に大会を欠場し、代わりにジェニファー・ブレイディ(Jennifer Brady、米国)が出場することになったと発表した。

 四大大会(グランドスラム)通算5勝を誇るシャラポワは、「左前腕を故障してしまい、大好きな大会の一つを棄権しなければならなくなって本当に残念」とすると、「できるだけ早期に復帰するために、全力を尽くします」と語った。

 シャラポワは、前週のBNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2018)で大坂なおみ(Naomi Osaka)に敗れて痛恨の初戦敗退を喫しており、直後の15日には約4年間タッグを組んできたコーチのスベン・グレネヴェルド(Sven Groeneveld)氏との師弟関係を解消していた。

 薬物規定違反による15か月間の出場停止処分が明けてツアー復帰を果たして以降、安定したパフォーマンスを模索している30歳のシャラポワは、先月のドバイ・テニス選手権(Dubai Duty Free Tennis Championships 2018)も前腕の故障で欠場していた。(c)AFP