【3月16日 AFP】北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ、Ri Yong-ho)外相が15日、スウェーデンの首都ストックホルムの空港に到着した。ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領と金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長の首脳会談の開催に向けた協議を行う可能性がある。

 李外相は15日午後6時15分(日本時間16日午前2時15分)ごろ、ストックホルムのアーランダ(Arlanda)空港に到着し、すぐに車で移動した。

 スウェーデンは長年にわたり北朝鮮と外交関係を結んでおり、1975年に西側諸国としては初めて北朝鮮の平壌に大使館を設置した。平壌のスウェーデン大使館は米国やカナダ、オーストラリアの利益代表を務めている。

 李外相のスウェーデンに滞在は2日間の予定で、同国のマーゴット・バルストロム(Margot Wallstrom)外相と朝鮮半島の非核化、開催の意向が発表された米朝首脳会談、北朝鮮で拘束されている米国人3人の取り扱いについて協議する予定。

 海外メディアは、スウェーデンで米朝首脳会談が行われる可能性があると報じている。(c)AFP/Camille BAS-WOHLERT