【3月15日 AFP】2017-18アルペンスキーW杯は14日、スウェーデン・オーレ(Are)で女子滑降第8戦が行われ、イタリアのソフィア・ゴッジア(Sofia Goggia)が種目別優勝を飾った。

 平昌冬季五輪のこの種目で金メダルを獲得したゴッジアは、今季最終戦で米国のリンゼイ・ボン(Lindsey Vonn)にW杯通算82勝目となる優勝を許したものの、初の種目別制覇に最低限必要だった2位に入った。

 ゴッジアは最終戦を前に2位につけていたボンに23ポイント差、そしてわずかに優勝の可能性のあった3位ティナ・ワイラター(Tina Weirather、リヒテンシュタイン)に71ポイント差をつけていた。

 9番目に滑走したゴッジアは55秒71とそこまでのトップタイムをたたき出し、すでに滑り終わっていたワイラターを抑え込んだ。

 すると、13番滑走のボンはゴッジアを0秒06上回るトップタイムを出したが、このままではゴッジアとの差を20ポイント分つめるだけにしかならず、他の選手の手助けが必要となる状態だった。

 23番目に滑走したボンの同胞アリス・マッケニス(Alice McKennis)がゴッジアに最も迫るタイムを残したが、0秒22届かず3位に終わり、ゴッジアはボンとわずか3ポイント差で種目別のタイトルを手にした。(c)AFP