【3月15日 AFP】テニス、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2018)は14日、男子シングルス4回戦が行われ、大会第1シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)は7-5、6-4でジェレミー・シャーディ(Jeremy Chardy、フランス)を下し、準々決勝へ駒を進めた。

 世界ランキング1位のフェデラーは、1月の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2018)で自身20回目の四大大会(グランドスラム)優勝を果たすと、先月のABNアムロ世界テニストーナメント(ABN AMRO World Tennis Tournament 2018)でもタイトルを獲得しており、今季の成績は15勝無敗とキャリア最高に近い出だしを切っている。

 開幕から16連勝を飾り、シーズン途中まで34戦33勝の成績を残した2006年並みの活躍をみせている36歳のフェデラーは試合後、「ここまで本当に素晴らしい。(2006年は)別格の一年だったし、それから何年も経っているからね」と語った。

 今大会で連覇を狙うフェデラーはこの日、ファーストサーブで100パーセントのポイント獲得率を記録するなど、シャーディに対して圧巻のサービスゲームを披露。試合を通して自身のサービスでは5ポイントしか落とさず、いずれもセカンドサーブでの失点だった。

 フェデラーは次戦、4強入りをかけて第23シードのチョン・ヒョン(Hyeon Chung、韓国)と全豪オープン以来2度目の対戦に臨む。21歳のチョンは同日、第30シードのパブロ・クエバス(Pablo Cuevas、ウルグアイ)に6-1、6-3で快勝した。

 その他の試合では、ボルナ・チョリッチ(Borna Coric、クロアチア)が地元米国のテイラー・フリッツ(Taylor Fritz)に6-2、6-7(6-8)、6-4で競り勝ち、第7シードのケビン・アンダーソン(Kevin Anderson、南アフリカ)との準々決勝へ進出した。(c)AFP/Greg Heakes