【3月15日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)は14日、決勝トーナメント1回戦第2戦が行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は3-1でベシクタシュ(Besiktas)を下し、2試合合計スコア8-1で7年連続となる8強入りを果たした。

 ホームでの初戦に5-0と快勝し、事実上の勝ち上がりを決めていたバイエルンは、前半18分にティアゴ・アルカンタラ(Thiago Alcantara do Nascimento)のゴールで先制すると、後半開始早々にはオウンゴールで追加点を挙げた。

 2戦合計で0-7とリードされたベシクタシュはここでようやくヴァグネル・ラヴ(Vagner Love)が1点を返したものの、バイエルンはさらにベンチスタートのザンドロ・ヴァーグナー(Sandro Wagner)がチャンピオンズリーグデビューを自らの得点で祝い、チームに3点目をもたらした。

 昨年10月にカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)前監督を引き継いだバイエルンのユップ・ハインケス(Jupp Heynckes)監督は、これでチャンピオンズリーグ11連勝とし、大会新記録を樹立した。

 指揮官は「納得の結果だ。ベシクタシュは今大会無敗だった。そうそう簡単にはいかない。良い時間に得点できたし、少し力が抜けてしまうのも普通のことだ。5-0で勝っていれば人間集中力が落ちるものだからね」とコメントした。

「今日唯一良くなかったことは、イエローをもらいすぎたことだ」と、ハインケス監督は守備陣のジェローム・ボアテング(Jerome Boateng)、マッツ・フンメルス(Mats Hummels)、ラフィーニャ(Rafinha)が受けた警告について触れた。(c)AFP