【3月14日 AFP】来年行われる米国選抜と世界選抜による男子ゴルフの対抗戦、第13回プレジデンツ・カップ(2019 The Presidents Cup)で米国選抜の主将をタイガー・ウッズ(Tiger Woods)が務めることが13日、決まった。相対する世界選抜の主将には、アーニー・エルス(Ernie Els、南アフリカ)が選ばれた。

 2003年大会でプレーオフを戦い、最終的に引き分けに終わる激闘を演じたことで知られる元世界ランキング1位の2人は、共に同大会にはなじみが深く、エルスは1996年から2013年の間に8度、ウッズも1998年の初出場から8度にわたり参戦している。

 ここ2年は故障で大半を棒に振り、現在復活の道を歩んでいるウッズは、昨年の前回大会でスティーブ・ストリッカー(Steve Stricker)のアシスタントを務めたことが、米国選抜の主将になる意欲につながったという。

 ウッズは「2017年にスティーブの下で副主将を経験した後、ロイヤルメルボルンで行われる2019年大会では主将を務めたいと気がついた」とした上で、アーノルド・パーマー(Arnold Palmer)氏をはじめ、ジャック・ニクラス(Jack Nicklaus)氏ら歴代主将の後に続けるのは「光栄だ」と語った。

 2019年のプレジデンツ・カップは、オーストラリア・メルボルンのロイヤルメルボルンGC(Royal Melbourne Golf Club)で12月12日から15日にかけて開催される。(c)AFP