【3月13日 時事通信社】シリアのアサド政権が包囲し、攻撃を強めている首都ダマスカス近郊の反体制派支配地域・東グータ地区で13日、国連や赤十字・赤新月社の監督の下、緊急に治療が必要とされる負傷者の退避が始まった。

 東グータに拠点を置く反体制派の一つ「イスラム軍」は12日の声明で、国連を通じた協議の結果、東グータから負傷者を避難させて治療を認めることでアサド政権の後ろ盾ロシアと合意したと明らかにしていた。

 在英のシリア人権監視団によると、既に子供や女性を含む約150人が13日午後までにアサド政権軍の検問所を通過して東グータを離れた。国連は1000人以上に救急治療が必要と見積もっており、対象者の避難を急ぐ考えだ。(c)時事通信社