【3月14日 AFP】テニス、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2018)は13日、男子シングルス3回戦が行われ、予選勝者のダニエル太郎(Taro Daniel)は4-6、1-6でレオナルド・メイヤー(Leonardo Mayer、アルゼンチン)に敗れ、4回戦進出はならなかった。

 2回戦で大会第10シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)から金星を奪っていたダニエルを下したメイヤーは次戦、第6シードの同胞ファン・マルティン・デルポトロ(Juan Martin Del Potro)と激突する。

 デルポトロは同日、第29シードのダビド・フェレール(David Ferrer、スペイン)に6-4、7-6(7-3)でストレート勝ち。2013年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2013)から続くフェレール戦での連勝を5に伸ばし、通算成績を7勝6敗と勝ち越した。

 現在世界ランキング8位のデルポトロは試合後、「僕たちはいつもタフな試合をするが、きょうはラッキーだった」「タイブレークでは本当に良いプレーができたし、重要な場面でのサーブもさえていた」と振り返った。

 1月に2014年以来約4年ぶりにトップ10に復帰したデルポトロは、この日の勝利で今シーズンの成績を13勝3敗とするなど、最近は近年最高のテニスを披露しており、今月初めのメキシコ・オープン(Abierto Mexicano TELCEL Presentado Por HSBC 2018)ではトップ10選手を連続で倒して決勝に進出すると、最後はケビン・アンダーソン(Kevin Anderson、南アフリカ)を破ってキャリア21勝目を挙げた。

 一方、第2シードのマリン・チリッチ(Marin Cilic、クロアチア)は4-6、4-6で第31シードのフィリップ・コールシュライバー(Philipp Kohlschreiber、ドイツ)に敗れ、大会から姿を消した新たなシード選手となった。

 直近3つの四大大会(グランドスラム)で2度決勝に進出している29歳のチリッチだが、この日はコールシュライバーのサービスゲームを攻略できず、今季の成績を10勝4敗に落とした。

 そのほかの試合では、第32シードのミロス・ラオニッチ(Milos Raonic、カナダ)が7-5、4-6、6-2でジョアン・ソウザ(Joao Sousa、ポルトガル)に、第18シードのサム・クエリー(Sam Querrey、米国)が6-7(4-7)、6-4、6-4で予選から勝ち上がってきたユーキ・バンブリー(Yuki Bhambri、インド)にそれぞれ勝利している。(c)AFP