【3月14日 AFP】サッカーAFCチャンピオンズリーグ(AFC Champions League 2018)は13日、グループステージ第4節が行われ、グループHの鹿島アントラーズ(Kashima Antlers)はシドニーFC(Sydney FC、オーストラリア)と1-1で引き分け、決勝トーナメント進出は次節以降に持ち越しとなった。

 グループステージ無敗の鹿島は、前半27分に金崎夢生(Mu Kanazaki)のヘディングシュートで先制したが、後半25分にルーク・ウィルクシャー(Luke Wilkshire)のクロスにマット・サイモン(Matt Simon)が頭で合わせたボールがゴールラインを割って追いつかれた。

 グループHのもう一方の試合では、後半にデヤン・ダムヤノヴィッチ(Dejan Damjanovic)と崔誠根(Choi Sung-Keun、チェ・ソングン)がゴールを決めた水原三星ブルーウイングス(Suwon Samsung Bluewings、韓国)が、アウェーで上海申花(Shanghai Shenhua、中国)に2-0で勝利した。

 この結果、グループHは勝点8の鹿島が首位に立ち、水原三星が1ポイント差で2位につけている。

 中国スーパーリーグ(1部)の前節で上海上港(Shanghai SIPG)とのダービーに0-2で敗れた上海申花は、2試合を残して勝ち点3で3位につけ、同2のシドニーFCが最下位となっている。

 一方、グループFの川崎フロンターレ(Kawasaki Frontale)は、後半ロスタイムにメルボルン・ビクトリー(Melbourne Victory、オーストラリア)のコスタ・バルバロウセス(Kosta Barbarouses)に決勝点を決められて敵地で0-1で敗れた。

 グループFのもう1試合では、上海上港が後半5分にフッキ(Hulk)の突破から最後はエウケソン(Elkeson)がゴールを決めて蔚山現代(Ulsan Hyundai、韓国)に1-0で勝利した。

 第4節の結果、勝ち点を10に伸ばした上海上港が16強入りを決めた一方、グループステージ初勝利を挙げたメルボルン・ビクトリーと蔚山現代が5ポイントで並び、勝ち点1の川崎は最下位に沈んでいる。(c)AFP