【3月13日 AFP】サッカー元イングランド代表でテレビ解説者のジェイミー・キャラガー(Jamie Carragher)氏が12日、運転中に別の車に乗っていた14歳の少女に唾を吐いたことについて謝罪した。

 英メディアで広く公開されている動画では、自身が現役時代にプレーしたリバプール(Liverpool FC)が1-2でマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)に敗れた10日の試合後、運転中のキャラガー氏が窓を下ろして別の車に向かって唾を吐く様子が映されている。また動画の中では、同氏が唾を吐く直前に「アンラッキーだな。ジェイミー。2-1だ!」と言葉を発する男の声が確認できる。

 今回の報道を受けて現在40歳のキャラガー氏は、相手の車の前座席に少女の姿は見えなかったとしながらも、家族に謝罪し、自身の行為は「許されないものだ」と語っている。

「ご家族とは改めて話すつもりだ。本当に申し訳なかった。きょう改めてしっかりと謝る」というキャラガー氏は、「正直に申し上げると、彼女は席を倒していたから姿は見えなかった。彼女が巻き添えになっていなければと悔やんでいる。何よりも彼女を巻き込んでしまった点を申し訳なく思う」と話した。

 一方、キャラガー氏が解説者を務める英スカイ・スポーツ(Sky Sports)は、同氏の行動を「弊社で働く人間に求めている基準から大きく逸脱する」ものだと非難し、職務停止処分を科したと発表した。

 キャラガー氏は12日、スカイニュース(Sky News)に対して「4、5秒の間に魔が差してしまった。どのような状況であろうと、あのような振る舞いは決してしてはならない」と話し、自身の行為は許されないと述べている。

「最大の後悔は、14歳の少女を巻き添えにしてしまったこと。何よりもそれで胸が痛む。私には全く同い年の娘がいるし、もし誰かが彼女に同じことをしたら、自分がどのような反応をするかは言い表せない」

 その一方でキャラガー氏は、「サッカーという名の下で恥ずべき行為をしてしまった。私は人々が手本にするロールモデルだった」とも付け加え、今回の一件は「本当の私」を表すものではないとしている。(c)AFP