【3月11日 AFP】2017-18アルペンスキーW杯は10日、ドイツのオフテルシュワング(Ofterschwang)で女子回転第11戦が行われ、ミカエラ・シフリン(Mikaela Shiffrin、米国)が5度目の種目別優勝を決めた。

 前日に2年連続の総合優勝を果たした22歳はこの日、ライバルのウェンディー・ホルドナー(Wendy Holdener、スイス)を2位、フリダ・ハンスドター(Frida Hansdotter、スウェーデン)を3位に抑え、今季11勝目(通算42勝目)を記録。来週の最終戦を前に回転のタイトルを手にした。

 13日に23歳の誕生日を迎えるシフリンはレース後、「ウェンディーの2本目が良かったのは知っていたが、『ウェンディー、きょうはダメ!』と言ったの」とすると、「リスクと賢さのバランスをとることを最も大切にしている」と語った。

 先月の平昌冬季五輪では、回転で失意の4位に終わったシフリンだが、大回転で金、複合では銀メダルを獲得し、9日にW杯での総合優勝を確定させると「信じられないシーズン」と喜んでいた。(c)AFP