【3月11日 AFP】17-18ドイツ・ブンデスリーガ1部は10日、第26節の試合が行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)はロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)がハットトリックを達成するなど、危機的な状況にあるハンブルガーSV(Hamburger SV)に6-0で大勝した。

 バイエルンのユップ・ハインケス(Jupp Heynckes)監督は「きょうは非常に良いプレーができた。内容、結果ともに非常に重要なものになった」とコメント。バイエルンは今後、ベシクタシュ(Besiktas)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)決勝トーナメント1回戦第2戦を控えており、チームは第1戦に5-0で大勝している。

 この勝利で3月中のリーグ6連覇決定へ順調に歩みを進めたバイエルンに対し、ハンブルガーはこれで13試合未勝利となり、苦悩がさらに深まっている。

 リーグ戦が残り8節となる中、バイエルンは前日勝利した2位シャルケ04(Schalke04)に勝ち点20の大差をつけている。それでもアリエン・ロッベン(Arjen Robben)は「差が10ポイントでも、15でも20でも関係ない。タイトルへ向けて前進しなければならない。チャンピオンズリーグだけに集中するわけにはいかない」と話した。

 一方、敗れたハンブルガーはこれで残留圏内との勝ち点7差は変わらず、クラブ史上初の2部降格回避へ苦しい戦いが続いている。チームを率いるベルント・ホラーバッハ(Bernd Hollerbach)監督も「試合は18分で終わった。バイエルンに負けるのは恥ずかしいことではないが、負け方が良くない」と嘆いた。(c)AFP/Kit HOLDEN