【3月10日 AFP】男子ゴルフ米国ツアー、バルスパー選手権(Valspar Championship 2018)は9日、米フロリダ州パームハーバー(Palm Harbor)のイニスブルック・リゾート・アンド・ゴルフクラブ(Innisbrook Resort and Golf Club)で2日目が行われ、元世界ランク1位のタイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)は通算4アンダーで2位タイに浮上した。

 昨年4月に脊椎固定術を受けたウッズは、復帰4戦目の2日目に調子を上げて3アンダーの「68」を記録し、一時はリーダーボードのトップに立ってギャラリーを熱狂させた。バックナインからスタートしたこの日はほとんどミスなくプレーしていたものの、パー4の最終9番ではボギーをたたき、クラブハウスリーダーの座を維持できなかった。

 初日に続いてカナダのコーリー・コナーズ(Corey Conners)が通算6アンダーで首位を守る中、イングランドのポール・ケーシー(Paul Casey)に加え、米国勢のブラント・スネデカー(Brandt Snedeker)、ライアン・パーマー(Ryan Palmer)、ケリー・クラフト(Kelly Kraft)が2位に並んでいる。

 ウッズが「ここまで上がった。少なくとも、これで週末に向けてチャンスをつかんだ」と手応えを示す一方で、ジョーダン・スピース(Jordan Spieth、米国)やロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)らビッグネームは予選落ちを喫した。

「きょうは良い日になった」と話したウッズはまた、「序盤は寒くて風も渦を巻き始めた。一定方向ではなく、どこから吹いてくるのか把握するのが難しかった。うまく予想しながらプレーしたが、ミスも何度か犯してしまった」と振り返った。(c)AFP