【3月9日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)で2010-11シーズンの最優秀選手(MVP)に輝いた実績を持つデリック・ローズ(Derrick Rose)が8日、ミネソタ・ティンバーウルブズ(Minnesota Timberwolves)と契約を結び、キャリアの再出発を図ることになった。

 これまでシカゴ・ブルズ(Chicago Bulls)やニューヨーク・ニックス(New York Knicks)でプレーしていた29歳のローズは、今季所属していたクリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)で思うような結果を残せていなかった。そして、今年2月にトレードで移籍したユタ・ジャズ(Utah Jazz)からもほどなく解雇され、今度はティンバーウルブズにたどり着いた。

 ティンバーウルブズは声明で、「ミネソタ・ティンバーウルブズは本日、ガードのデリック・ローズが契約にサインしたことを発表する」と述べる一方で、詳細については明らかにしなかった。

 通算9年のキャリアで合計486試合に出場して一試合平均19.2得点を記録しているローズは、キャバリアーズでは故障を抱えて合計16試合の出場にとどまり、平均9.8得点に終わっていた。(c)AFP