【3月10日 CNS】海抜約2800メートルの中国・甘粛省(Gansu)天祝チベット族自治県(Tianzhu Zangzu Autonomous County)松山鎮(Songshan)黒馬圏河村(Heimajuanhe)の遊牧民、卓瑪才旦(Zhuoma Caidan)さんとその息子は、家で飼育している約100頭の白ヤクを放牧しているところだった。

 親子2代で30年以上の歳月をかけて白ヤクの中心コロニー群を作り上げた。

 天祝の白ヤクは、海抜3000メートル付近の寒地の草原に生息する家畜種だ。

 中国の国家重要家畜遺伝資源保護リストにも、天祝の白ヤクは登録されている。現地には六つの白ヤク保護地区があり、20の中心コロニー群(1000頭)、100の繁殖コロニー(6800頭)が形成されている。(c)CNS/JCM/AFPBB News