【3月11日 AFP】(更新)テニス、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2018)は10日、女子シングルス2回戦が行われ、四大大会(グランドスラム)通算23勝を誇るセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)は7-6(7-5)、7-5で大会第29シードのキキ・ベルテンス(Kiki Bertens、オランダ)を下し、姉ヴィーナス(Venus Williams、米国)が待つ3回戦へ駒を進めた。

 セレーナにとって今大会は、昨年9月に出産した娘アレクシス・オリンピア(Alexis Olympia)ちゃんを妊娠中に出場しながら優勝を飾った同年1月の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2017)以来15か月ぶりの復帰戦となっている。

 1時間52分で勝利を手にしたセレーナは試合後、「3回戦で対決するわけだから、どちらかが消えないといけない」とすると、「できれば誰でもいいから他の選手とやりたいけど、もう避けられない。やるしかない」と語った。

 姉のヴィーナスは、直前に行われた試合でソラナ・シルステア(Sorana Cirstea、ルーマニア)に6-3、6-4で勝利し、3回戦進出を決めた。女子シングルスの出場選手の中で最年長となっている37歳は試合後、「私にはまだたくさんできることがある。父も私に辞めてもらいたいと思ったことなんてないと思う」と語った。

 姉妹はこれまでに28試合を戦っており、直近の対戦となった昨年の全豪オープン決勝ではセレーナが6-4、6-4で勝利した。通算成績は17勝11敗でセレーナが勝ち越している。

 同日行われた試合では、 第2シードのキャロライン・ウォズニアッキ(Caroline Wozniacki、デンマーク)が6-4、6-1でララ・アルアバレーナ(Lara Arruabarrena、スペイン)、第4シードのエリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)が6-4、6-3でモナ・バートル(Mona Barthel、ドイツ)を退けている。(c)AFP/Greg Heakes