【3月7日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は6日、自身が当選した2016年の大統領選挙で干渉があったと認めた。ただし、ロシアは選挙結果に影響を与えなかったとも主張した。

 ホワイトハウス(White House)で開いたスウェーデンのステファン・ロベーン(Stefan Lofven)首相との共同記者会見で述べた。

 トランプ氏は「ロシアはわれわれの選挙に何の影響も与えなかった。だが、干渉はあったのは確かだ。おそらく他の国々からだろうし、他の個人からかもしれない」と発言した。

 トランプ氏はこれまで、ロシアが密かに米大統領選に干渉したとの主張を「フェイク(偽)ニュース」と呼び、繰り返し否定。トランプ陣営とロシア政府の間に共謀があったとの指摘を強く拒絶してきた。

 トランプ氏は会見で再び干渉が行われる懸念について尋ねられると、「何をされようと対抗する。非常に強力に対抗する」と強調した。(c)AFP