【3月7日 AFP】シリア首都ダマスカス近郊の反体制派支配地区、東グータ(Eastern Ghouta)では6日、激しい空爆と衝突が続き、少なくとも民間人24人が死亡した。ロシアが支援するシリア政権軍が同地区への攻撃を開始した先月18日以降、同地区における民間人の死者数は累計で805人となった。

 死者数は在英NGO「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)」が明らかにしたもの。805人のうち少なくとも178人が子どもだという。

 国連安全保障理事会は先月24日、シリアで戦う各勢力に1か月間の停戦を要求する決議を採択したが、空爆と衝突が続いている。

 安保理は仏英の要請を受け、グリニッジ標準時(GMT)7日午後3時(日本時間8日午前0時)から、停戦が履行されていない現状をめぐる非公開の緊急会合を開く。(c)AFP/Hasan Mohammed