【3月8日 AFP】サッカーAFCチャンピオンズリーグ(AFC Champions League 2018)は7日、グループステージ第3節が行われ、グループHの鹿島アントラーズ(Kashima Antlers)は2-0でシドニーFC(Sydney FC、オーストラリア)に勝利した。

 アントラーズは前半40分に土居聖真(Shoma Doi)のゴールで先制すると、後半42分に植田直通(Naomichi Ueda)が追加点。今夏の2018年W杯ロシア大会(2018 World Cup)で日本代表入りを目指す2人が、試合を決めた。

 鈴木優磨(Yuma Suzuki)のアシストから土居が得点を決めたアントラーズは、後半に入りシドニーに盛り返されたものの、植田がCKからのボールを最後に頭で押し込み、勝ち点3を手にした。

 2連勝を飾ったアントラーズは勝ち点を7に伸ばし、グループ首位の座を守った。一方、大会を通じてここ7試合勝ちなしのシドニーは今大会の2敗目を喫し、勝ち点1の最下位となっている。

 同組のもう1試合では、水原三星ブルーウイングス(Suwon Samsung Bluewings、韓国)と上海申花(Shanghai Shenhua、中国)が1-1で引き分けている。

 一方、グループFの川崎フロンターレ(Kawasaki Frontale)は、ホームでメルボルン・ビクトリー(Melbourne Victory、オーストラリア)と2-2で引き分けた。

 エウシーニョ(Elsinho)と登里享平(Kyohei Noborizato)のゴールで2-1とリードして終盤を迎えたフロンターレだったが、PKからメルボルンのレロイ・ジョージ(Leroy George)に同点弾を許した。

 上海上港(Shanghai SIPG、中国)は、蔚山現代(Ulsan Hyundai、韓国)に2度の先行を許しながらも、その度にオスカル(Oscar dos Santos Emboaba Junior)がすぐさま同点弾を決め、2-2で試合を終えている。

 中国スーパーリーグ(1部)の新シーズン開幕戦で8-0と大連一方(Dalian Yifang)に大勝したチームは、アンドレ・ビラス・ボアス(Andre Villas-Boas)前監督を引き継いだビトール・ペレイラ(Vitor Pereira)新監督の下で、今季公式戦無敗を維持している。(c)AFP