【3月7日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)は6日、決勝トーナメント1回戦第2戦が行われ、リバプール(Liverpool FC)はFCポルト(FC Porto)と0-0で引き分け、2戦合計スコア5-0で9年ぶりとなるチャンピオンズリーグ8強入りを果たした。

 試合は特に見どころのないスコアレスドローに終わったものの、すでに敵地での第1戦で勝負を決めていたリバプールのユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)監督は、チーム得点王のモハメド・サラー(Mohamed Salah)やクラブ史上最高額で獲得したビルヒル・ファン・ダイク(Virgil Van Dijk)をベンチスタートにする余裕を見せ、順当に勝ち上がった。

 リバプールでフルシーズンを戦うのはまだ2季目のクロップ監督だが、チャンピオンズリーグ8強は自分たちにふさわしい場所だと強調し、「とても気持ちが良い。今年はここがわれわれのいるべき場所だと心から思う。大きなサプライズではない」とコメントした。

「準々決勝は非常に難しくなるだろう。とても良い7チームとの対戦だ。もしかしたら、そのうち4チームがプレミア勢になるかもしれないが、だからといって簡単になるわけじゃない。私としては、準決勝進出のチャンスは必ずあると思っている。一歩一歩進んでいきたいが、今夜はクールだ」

 リバプールは今後、10日のプレミアリーグでマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)との2位、3位直接対決を控えている。クロップ監督は「これからマンチェスターでの試合に備えるよ。楽しみにしている」とコメントした。(c)AFP/Kieran CANNING