【3月5日 AFP】2017-18スキージャンプW杯は4日、フィンランド・ラハティ(Lahti)で男子個人第16戦が行われ、1か月ぶりとなった一戦で総合首位のカミル・ストフ(Kamil Stoch、ポーランド)が圧勝を飾った。

 平昌冬季五輪のラージヒルで金メダルを獲得したストフは、1本目に132メートル、2本目に134メートルを記録し、2位のマルクス・アイゼンビヒラー(Markus Eisenbichler、ドイツ)に28.2ポイント差をつけて勝利を飾った。3位にはステファン・クラフト(Stefan Kraft、オーストリア)が入った。

 今季のストフは、伝統のジャンプ週間(Vierschanzentournee)での4戦全勝を含む5勝を挙げており、2013-14シーズンに続く、自身2度目の総合制覇を目指している。

 ストフは総合争いで、2位につけるリヒャルト・フライタク(Richard Freitag、ドイツ)に127ポイント差をつけている。フライタクは前半戦で絶好調だったものの、この日は15位に終わるなど調子を落としている。(c)AFP