【3月5日 AFP】世界ゴルフ選手権(World Golf Championships)シーズン第2戦のメキシコ選手権(2018 Mexico Championship)は4日、メキシコ・メキシコ市(Mexico City)のクラブ・デ・ゴルフ・チャプルテペック(Club De Golf Chapultepec)で最終日が行われ、メジャー通算5勝のフィル・ミケルソン(Phil Mickelson、米国)がプレーオフを制し、約5年ぶりの優勝を飾った。

 2013年の全英オープン(The 142nd Open Championship)以降、優勝から遠ざかっていたミケルソンは、ジャスティン・トーマス(Justin Thomas、米国)とのプレーオフに進むと、1ホール目となるパー3の17番でパーセーブ。対してグリーンを逃したトーマスは、パーを記録できず、ミケルソンの優勝が決まった。

 昨季のPGA年間最優秀選手に選出され、前週のザ・ホンダ・クラシック(The Honda Classic 2018)でも優勝を飾るなど、現在最も勢いがある若手のトーマスは、最終日に6バーディーを稼ぐと、最終18番ではイーグルを記録してホールアウト。7アンダーのスコア「64」として通算16アンダーの暫定首位に立った。

 しかし、トーマスに2打差をつけられていたミケルソンも、15番と16番の連続バーディーで追いつくと、上がり2ホールをパーでまとめ、プレーオフに持ち込んだ。イングランドのタイレル・ハットン(Tyrrell Hatton)も17番までは首位タイで並んでいたが、最後でボギーをたたいてプレーオフ進出を逃した。(c)AFP