【3月4日 AFP】英国のアンバー・ラッド(Amber Rudd)内相は4日、ヘンリー王子(Prince Harry)と米女優メーガン・マークル(Meghan Markle)さんの結婚式を「国家の記念日」と称し、式の前後にパブの深夜営業を認める意向を示した。

 今回の政令により英国内のパブは、5月19日に執り行われるヘンリー王子の結婚式の前日と当日、深夜1時まで営業を認められることになる。

 2005年に制定された法律により政府は、国際的または国内的、地域的に特別重要な日にはパブの営業時間に関する規制を緩和することができる。

 この法律は、ヘンリー王子の兄、ウィリアム王子(Prince William)とキャサリン妃(Catherine, Duchess of Cambridge)の結婚式や祖母のエリザベス女王(Queen Elizabeth II)の90歳の誕生日など、王室行事の際に適用されている。

 2005年の法改正では、酒類の販売が24時間可能な許可証が導入され、これまでにホテルのバーやスーパーマーケットなど8200~8400業者がこの許可証を保有している。だがこの許可証を保有しているバブやナイトクラブは11%に過ぎず、多くのパブは通常、午後11時に閉店している。(c)AFP