【3月4日 AFP】2017-18アルペンスキーW杯は3日、スロベニアのクラニスカゴラ(Kranjska Gora)で男子大回転第7戦が行われ、優勝を飾ったマルセル・ヒルシャー(Marcel Hirscher、オーストリア)が種目別優勝を果たした。

 平昌冬季五輪のこの種目で金メダルを獲得したヒルシャーは2本合計タイム2分20秒76を記録し、2位のヘンリク・クリストファーセン(Henrik Kristoffersen、ノルウェー)に1秒66差をつけた。3位にはアレクシス・パンテュロー(Alexis Pinturault、フランス)が続いた。

 ヒルシャーは総合優勝争いでも2位につけるクリストファーセンとの差を269ポイントに広げており、歴史的な7連覇に近づいている。

 ヒルシャーは4日に行われる回転で大きなミスを犯さなければ、総合タイトルを獲得した選手に贈られる大きなクリスタルグローブを手にすることになる。ヒルシャーは今季11勝、キャリア通算では56勝を挙げている。(c)AFP