【3月4日 AFP】米首都ワシントンのホワイトハウス(White House)前で3日、白人男性が拳銃で自分を撃って死亡した。

 大統領警護隊(シークレット・サービス、US Secret Service)は、「午前11時46分(日本時間4日午前1時46分)ごろ、ホワイトハウス北側のフェンスに白人男性が近づき、隠し持っていた拳銃を数回発砲した。ホワイトハウスに向けて発砲してはいないもようだ」と明らかにした。男性の身元は遺族に連絡するまで公表しないとしている。

 現場には主に観光客の100人ほどの人たちがいた。警察官と医療関係者が駆け付けて一帯は封鎖され、その場にいた人たちは排除された。

 当時ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領とメラニア(Melania Trump)夫人はフロリダ州のリゾート施設「マーアーラゴ(Mar-a-Lago)」に滞在中だった。トランプ氏はジャーナリスト団体「グリディロン・クラブ(Gridiron Club)」の毎年恒例の夕食会に出席するため、この日のうちにワシントンに戻る予定だった。(c)AFP