【3月2日 AFP】テニス、メキシコ・オープン(Abierto Mexicano TELCEL Presentado Por HSBC 2018)は1日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第2シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)が6-4、6-1でライアン・ハリソン(Ryan Harrison、米国)を下し、今季初の4強入りを決めた。

 第1シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)が臀部(でんぶ)の故障で欠場したことで、勝ち残っている中では最も高いシード選手となっている20歳のズベレフは次戦、決勝進出をかけて第6シードのファン・マルティン・デルポトロ(Juan Martin Del Potro、アルゼンチン)と激突する。

 元全米オープンテニス(US Open Tennis Championships)覇者のデルポトロは同日、6-2、7-6(9-7)で第3シードのドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)を破った。

 試合を通して全4本のブレークポイントのピンチをしのいだ世界ランク5位のズベレフは試合後、「自分のプレーには満足している」「再び良いテニスができるようになってきた。それが重要なことだ」と語った。

 もう一方の準決勝は、第5シードのケビン・アンダーソン(Kevin Anderson、南アフリカ)とジャリッド・ドナルドソン(Jared Donaldson、米国)の顔合わせとなった。アンダーソンは韓国のチョン・ヒョン(Hyeon Chung)に7-6(7-5)、6-4、ドナルドソンはスペインのフェリシアーノ・ロペス(Feliciano Lopez)に6-3、6-1でそれぞれ勝利している。(c)AFP