【2月27日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するフォースインディア(Force India)は26日、2018年シーズンの新車を発表した。車体は引き続きピンクのカラーリングで、正ドライバーのセルヒオ・ペレス(Sergio Perez)とエステバン・オコン(Esteban Ocon)も同色のレーシングスーツに身を包んでいたものの、チーム名はシーズン開幕前に変更される見通しとなっている。

 スペイン・バルセロナで行われている合同テストで、フォースインディアの共同最高執行責任者(COO)を務めるオットマー・サフナウアー(Otmar Szafnauer)氏は、コックピットの頭部保護システム「Halo」が設置された新型マシンの発表会に集まった報道陣に対し、「開幕戦の前にチーム名が変更されるだろう。まだ決定ではなく、正式な承認プロセスを通す必要がある」と述べた。

 2季連続でコンストラクターズ選手権4位を記録しているフォースインディアのビジェイ・マリヤ(Vijay Mallya)代表は、来月25日にオーストラリア・メルボルンで開幕する今季は全レースでポイント獲得を目指すと強調した。

「フォーミュラワンはとても厳しく競争の激しい世界だが、われわれは確立されたチームで、この集団はすべての分野において体制が維持されている。侮っているわけではないが、今年は全レースでポイントを争えなかったら失望するだろう。現在の位置を盤石にして進化していくことが不可能な理由はまったくない」 (c)AFP