【2月26日 AFP】ドイツ・ベルリンで開催された第68回ベルリン国際映画祭(Berlin International Film Festival)で24日、コンペティション部門の審査結果が発表され、最優秀作品賞の「金熊賞(Golden Bear)」に、ルーマニアのアディナ・ピンティリエ(Adina Pintilie)監督作『タッチ・ミー・ノット(原題、Touch Me Not)』が選ばれた。作品は、性的な親密さや、それに対する不安を描いたドキュメンタリードラマ。女性の映画監督や、女性を題材にした物語が印象的な年での受賞となった。

 最優秀監督賞の「銀熊賞(Silver Bear)」には、米国のウェス・アンダーソン(Wes Anderson)監督の最新アニメーション映画『犬ヶ島(Isle of Dogs)』が選ばれた。同作で声優を務めた俳優ビル・マーレイ(Bill Murray)が、アンダーソン監督の代わりにトロフィーを受けとった。(c)AFP