ベッテルが寒さの中で最速ラップ、バルセロナテスト
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【2月28日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)のバルセロナ合同テストは27日、スペイン・バルセロナのカタロニア・サーキット(Circuit de Barcelona-Catalunya)で2日目が行われ、フェラーリ(Ferrari)のセバスチャン・ベッテル(Sebastian Vettel)が凍りつくような寒さの中で最速タイムを計測した。
この日のカタロニア・サーキットは低温のコンディションとなり、最終的には降雪も確認されたため、セッションは早めに切り上げられた。天候をふまえて昼の休憩はなしとなり、各車の最速タイムは太陽が顔を出したわずかなタイミングで計測された。
その中で、ベッテルは98周を走行して1分19秒673を記録。94周を走ったライバルチーム、メルセデスAMG(Mercedes AMG)のバルテリ・ボッタス(Valtteri Bottas)に0秒303差を付けた。マクラーレン(McLaren)のストフェル・バンドーン(Stoffel Vandoorne)が3番手のタイムを記録したが、周回は37周だった。
レッドブル(Red Bull)のマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)が4番手、ルノー(Renault)のカルロス・サインツ・ジュニア(Carlos Sainz Jr.)がトップから1秒539差の5番手だった。
また、ウィリアムズ(Williams)では大事故から久しぶりのF1復帰を目指すロベルト・クビサ(Robert Kubica)が登場。レギュラーシート争いでは21歳のセルゲイ・シロトキン(Sergey Sirotkin)に敗れたクビサだが、この日はシロトキンよりも0秒332速いタイムを出し、小さな勝利を挙げている。
新しくホンダ(Honda)エンジンを搭載したトロ・ロッソ(Toro Rosso)は、この日はピエール・ガスリー(Pierre Gasly)を起用して82周を走り、6番手のタイムを記録した。
■合同テスト2日目の結果
1位:セバスチャン・ベッテル/フェラーリ - 1分19秒673(98周)
2位:バルテリ・ボッタス/メルセデスAMG - 1分19秒976(94周)
3位:ストフェル・バンドーン/マクラーレン - 1分20秒325(37周)
4位:マックス・フェルスタッペン/レッドブル - 1分20秒326(67周)
5位:カルロス・サインツ・ジュニア(Carlos Sainz Jr.)/ルノー - 1分21秒212(65周)
6位:ピエール・ガスリー/トロ・ロッソ - 1分21秒318(82周)
7位:ロベルト・クビサ/ウィリアムズ - 1分21秒495(48周)
8位:セルゲイ・シロトキン/ウィリアムズ - 1分21秒822(52周)
9位:エステバン・オコン(Esteban Ocon)/フォースインディア(Force India) - 1分21秒841(79周)
10位:シャルル・ルクレール(Charles Leclerc)/ザウバー(Sauber) - 1分22秒721(81周)
11位:ケビン・マグヌッセン(Kevin Magnussen)/ハース(Haas F1 Team) - 1分22秒727(36周)
(c)AFP