【2月26日 AFP】2014年にサッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)を制したドイツ代表の優勝メンバー、トーマス・ミュラー(Thomas Mueller)とルーカス・ポドルスキー(Lukas Podolski)が25日、平昌冬季五輪で銀メダルを獲得した同国アイスホッケー男子チームを称賛した。

 準々決勝で格上のスウェーデンを破り、大会に驚きを提供したドイツは、さらに準決勝で2010年バンクーバー冬季五輪、2014年ソチ冬季五輪で連覇中だったカナダを撃破。しかし、25日の決勝ではオーバータイム(OT)でのパワープレー中にキリル・カプリゾフ(Kirill Kaprizov)に得点を許し、OAR(ロシアからの五輪選手)に3-4で敗れた。

 ドイツの快進撃をテレビ観戦したミュラーとポドルスキーは、ツイッター(Twitter)でアイスホッケー男子チームをたたえている。同国ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)に所属するミュラーは「ああ、なんてことだ。親愛なるアイスホッケーチーム、いろいろなことがあったけれど、私たちはあなたたちを誇りに思う。あなたたちはヒーローだ!銀メダルおめでとう!最高のパフォーマンスだった#teamgermany」とつぶやいた。

 Jリーグ1部(J1)のヴィッセル神戸(Vissel Kobe)でプレーするポドルスキーは「残念だった。君たちは金メダルに値した。だけど新たなアイスホッケーファンを獲得したんだ。ドイツ国中が君たちを応援していた。君たちは国を代表して戦った。アイスホッケーは素晴らしい。最高の時間をありがとう!」 とコメントし、新たなファンを獲得したチームに賛辞を送った。

 ブンデスリーガ1部のクラブもアイスホッケーのヒーローたちにねぎらいの言葉を送っている。バイエルンは「あなたたちは銀メダル、そして多くのスポーツファンの心を獲得した」とツイートし、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は「戦いと興奮をもたらし、銀メダルを勝ち取った」とつぶやいている。(c)AFP