【2月26日 AFP】フットボールリーグカップ（England Football League Cup 2017-18）を制し、イングランドでの初タイトルを獲得したマンチェスター・シティ（Manchester City）のジョゼップ・グアルディオラ（Josep Guardiola）監督が25日、優勝は自身の手腕ではなく、選手の技術と献身性のたまものだと語った。

　シティはセルヒオ・アグエロ（Sergio Aguero）、ヴィンセント・コンパニー（Vincent Kompany）、ダビド・シルバ（David Silva）のゴールでアーセナル（Arsenal）に3-0で勝利し、通算5度目のリーグカップ優勝を飾った。

　19日のFAカップ（FA Cup 2017-18）5回戦で3部のウィガン（Wigan Athletic）に敗れ、史上初の4冠へのチャレンジに終止符が打たれたシティだったが、選手はタイトル獲得への断固たる決意を示した。

「優勝は重要だ」とコメントしたグアルディオラ監督は「とても満足している。マンチェスター・シティのすべての関係者、そしてファンを祝福する。このトロフィーはマンチェスター・シティのもので、私のためのものではない」「前半は良くなかった。多くのミスがあった。後半は勇敢さや個性にあふれるプレーができた。素晴らしかった」と喜びを語った。

　アーセナルのファンは、後半20分にシルバが決めたシティの3得点目が決まると、ウェンブリー・スタジアム（Wembley Stadium）の席を立った。英スカイ・スポーツ（Sky Sports）で解説者を務めるギャリー・ネビル（Gary Neville）氏は「アーセナルは赤っ恥をかかされた」とコメントし、アーセン・ベンゲル（Arsene Wenger）監督への風当たりが再び強くなることは必至だとしている。

「試合に負けたときは批判を受け入れなければならない」と述べたベンゲル監督は「われわれはすぐに立ち直る必要がある。決勝までたどり着いたが負けてしまった。今は次のプレミアリーグの試合に集中しなければならない」と気持ちを切り替えた。アーセナルの次の試合は、3月1日に本拠地で行われるシティとのリーグ戦となっている。(c)AFP