【2月26日 AFP】17-18フランス・リーグ1は25日、第27節の試合が行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)とオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)の伝統の一戦「ル・クラスィク(Le Classique)」は3-0でPSGが快勝したものの、大黒柱のネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)が足首を痛めて担架で運び出される心配なアクシデントがあった。

 レアル・マドリード(Real Madrid)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)決勝トーナメント1回戦第2戦まであとわずか10日という中で、ネイマールは10分を残してピッチから運び出され、世界最高額の男の状態には不安が生じている。

 ネイマールは自ら足首をひねってしまい、痛みでピッチに倒れ込んだ。主将のチアゴ・シウバ(Thiago Silva)は、仏テレビ局カナル・プリュス(Canal Plus)に対して「足首はすでに腫れていた。自分は医者じゃないけど、水曜日(マルセイユとのフランス杯<French Cup 2017-18>)は無理だと思う。休養が必要だ」と話した。

 それを除けばPSGにとっては簡単な夜で、大型補強を敢行したチームは10代のキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)がクラスィクの最年少スコアラーになると、ネイマールが絡んだオウンゴールで追加点。点取り屋のエディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)もゴールを挙げた。

 24日と25日の試合でASモナコ(AS Monaco)とオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)がどちらも引き分けたため、PSGを追う上位グループで今節勝利できたチームは一つもなく、2位モナコとの勝ち点差は14に広がった。マルセイユがそこから2差の3位に、さらに5ポイント離れた4位にリヨンが付けている。(c)AFP/Barnaby CHESTERMAN