【2月25日 AFP】平昌冬季五輪の閉会式に出席するために韓国を訪問中の、北朝鮮の金英哲(キム・ヨンチョル、Kim Yong-Chol)朝鮮労働党中央委員会副委員長率いる代表団は25日、「米国と対話の用意がある」と韓国側に表明したことが明らかになった。

 韓国大統領府(Blue House)によると、文在寅(ムン・ジェイン、Moon Jae-in)大統領は閉会式に先立ち金副委員長らと会談し、その中で南北協議の開催と米朝関係はともに進展すべきだとの意見で一致し、北朝鮮が米国と対話する用意があることを表明したという。

 平昌冬季五輪は25日、全競技が終了し、閉会式には文大統領、金副委員長、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領の長女、イヴァンカ・トランプ(Ivanka Trump)大統領補佐官らが出席した。(c)AFP