【2月25日 AFP】米大リーグ(MLB)、ロサンゼルス・エンゼルス(Los Angeles Angels)の大谷翔平(Shohei Ohtani)が24日、アリゾナ州テンピ(Tempe)で行われたミルウォーキー・ブリュワーズ(Milwaukee Brewers)とのオープン戦で初登板。1回と3分の1を投げて2安打2失点とアップダウンのある内容だった。

 MLBで約100年ぶりの本格的な二刀流に挑む大谷は初回、先頭のジョナサン・ビアー(Jonathan Villar)に二塁打を許すと、2番のネイサン・オーフ(Nathan Orf)は空振り三振に切って取ったが、続く崔志万(チェ・ジマン、%%Ji-Man Choi%)を四球で出し、1死一、二塁のピンチを招いた。

 すると、次打者の打席中にワイルドピッチを犯し、さらに捕手のマーティン・マルドナド(Martin Maldonado)が暴投する間に二塁走者が一気に生還した。

 後続は打ち取って初回を終えた大谷は2回、先頭のキーオン・ブロクストン(Keon Broxton)に被弾。次の打者は抑えたが、最終的に31球を投げて降板。最速156キロの直球や110キロ台のカーブなど、多くのMLB球団が獲得を争った才能の片りんも披露したが、全体的には制球に苦しんだ内容だった。(c)AFP