【2月25日 AFP】24日に行われた平昌冬季五輪、スピードスケート女子マススタートで銀メダルを獲得した韓国のキム・ボルム(Kim Bo-reum)が、レース終了後のリンク上で土下座する場面があった。

 金髪が特徴的なキムは、韓国チームとして出場した19日のスピードスケート女子団体追い抜き準々決勝で7位に沈み、準決勝進出を逃すと、競技後に行われたテレビインタビューでチームメートを辱めたコメントを残していた。

 キムの発言は韓国国内で反感を買い、ファンが代表チーム追放を求める署名活動を開始すると、すぐに大量の署名が集まり、韓国大統領府のホームページに投稿された嘆願書には「人格に問題があるこのような人々が五輪で国を代表するのは、明白な国辱だ」とつづられた。

 これを受けてキムは20日に記者会見を行い、今回の発言を悔いた様子で「私のインタビューによって多くの人が傷ついたと思う」「深く後悔しているし、心からおわび申し上げたい」と涙ながらに謝罪していた。(c)AFP