【2月25日 AFP】テニス、ドバイ・テニス選手権(Dubai Duty Free Tennis Championships 2018)は24日、女子シングルス決勝が行われ、大会第1シードのエリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)が6-4、6-0でダリア・カサキナ(Daria Kasatkina、ロシア)を退け、連覇を飾った。

 同大会での連覇は、元世界ランキング1位のジュスティーヌ・エナン(Justine Henin)氏とヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams、米国)に次いで3人目。

 カサキナに試合時間70分で完勝し、キャリア通算11個目のタイトルを獲得した世界ランク4位のスビトリーナは試合後、「今週の自分のプレーには満足している。うまくプレッシャーに対応することができたし、コート上でのパフォーマンスは非常に良かった」と満足感を示した。

 一方、2試合で計5本のマッチポイントをしのぐなど、この日の決勝までに9時間以上プレーしてきたカサキナは、「決勝へ向けて(体力は)十分ではなかった」と疲労を認めながらも、「素晴らしい1週間だった。前向きな要素だけを感じている。センターコートで最高の12時間を過ごせた。勝利した4試合は信じられないくらい素晴らしかった」と話した。

 カサキナにとっては、これでスビトリーナに対して3戦全敗となったが、26日に発表される世界ランキングでは、キャリア最高となる20位に浮上することが確定している。(c)AFP