【2月25日 AFP】17-18イングランド・プレミアリーグは24日、第28節の試合が行われ、リバプール(Liverpool FC)は4-1でウェストハム(West Ham)に大勝した。ユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)監督は、絶好のタイミングでチームが短い休暇を取り、選手たちがリフレッシュできたことが功を奏したと考えている。

 リバプールは得点を量産しているモハメド・サラー(Mohamed Salah)、ロベルト・フィルミーノ(Roberto Firmino)、サディオ・マネ(Sadio Mane)の3人がそろい踏みし、暫定ながらリーグ2位に順位を上げた。サラーの驚異的な得点力はこの日も衰えず、6試合連続ゴールで今季公式戦得点数は31に伸びた。

 チームにとってこの試合は、5-0で大勝した欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)のFCポルト(FC Porto)戦以来10日ぶりの公式戦だった。FAカップ(FA Cup 2017-18)で早期敗退しているため、前週末は試合がなく、チームはポルト戦の後、スペインのマルベーリャ(Marbella)で4日間を過ごした。

 クロップ監督は「強度が高く、積極的で、激しく、非常に気持ちの入った試合だった。サッカーの試合で見たいものがすべて詰まっていた。こういった試合はめったに見られるものではない」と話した。

「サッカーの指揮官であれば、誰だってチームとともに仕事をするのが楽しいし、毎試合、準備を整え、チームが準備に十分な時間を使うことができれば、サッカーの内容はもっと魅力的になる」

 リバプールはこれで25日にチェルシー(Chelsea)とのホームゲームを控えるマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)を勝ち点1上回った。それでもクロップ監督は「気分は良いが、それだけだ。マン・ユナイテッドが勝てばわれわれの2位は数時間だけであり、正直に言うとそこまで重要だとは思わない」とコメントした。(c)AFP/Timothy ABRAHAM