【2月25日 AFP】17-18イタリア・セリエAは24日、第26節の試合が行われ、危機的状況のインテル(Inter Milan)はベネベント(Benevento Calcio)との激しい試合を2-0で制し、暫定ながら3位に浮上した。ミラン・シュクリニアル(Milan Skriniar)とアンドレア・ラノッキア(Andrea Ranocchia)がヘディングシュートを決めた。

 インテルは、これでここ2か月でようやく2勝目を挙げ、ASローマ(AS Roma)と勝ち点1差、ラツィオ(SS Lazio)と同2差の暫定3位に浮上した。ローマは25日にACミラン(AC Milan)と、ラツィオはサッスオーロ(US Sassuolo)と対戦する。

 インテルと勝ち点15差の首位に立つナポリ(SSC Napoli)は、26日に敵地でカリアリ(Cagliari Calcio)と対戦。ナポリと1差の王者ユベントス(Juventus)は25日、ホームにアタランタ(Atalanta)を迎える。

 インテルを率いるルチアーノ・スパレッティ(Luciano Spalletti)監督は「明らかに、現時点のわれわれはチームの特徴を出した、あるいは質の高いサッカーをできていない。最初に高まった期待が選手の大きな重圧になり、緊張が増している」と話した。

「きょうもたくさんのミスを犯したが、それでも精いっぱいプレーしていたのはわかるはずだ。こういう時期に集中力を保つのは難しいが、それでも気持ちでなんとかすることはできる。われわれは勝利にふさわしかったと思う。苦戦はしたがふさわしい勝利だった」 (c)AFP/Emmeline MOORE