【2月25日 AFP】17-18スペイン1部リーグは24日、第25節の試合が行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)は6-1でジローナ(Girona FC)に大勝。相手の意表を突く直接FKを含め2得点を決めたリオネル・メッシ(Lionel Messi)について、エルネスト・バルベルデ(Ernesto Valverde)監督は「何度見ても驚かされる」と語った。

 リーグ首位に立つバルセロナは相手に先制点を許したものの、メッシの2得点とルイス・スアレス(Luis Suarez)のハットトリック、さらにはフィリペ・コウチーニョ・コレイア(Philippe Coutinho Correia)の加入後初得点が決まり、快勝を収めて2位との勝ち点差を暫定で10ポイントに広げた。

 バルベルデ監督は「なかなか慣れさせてもらえないね。何しろわれわれが話題にしているのは、もうすべてを見せてもらったとみんなが言う選手なのだから。それでもメッシにはいつでも驚かされる」とコメントした。

 メッシはこれで今季公式戦30ゴールに到達。バルベルデ監督は、壁の下を抜いて相手の裏をかいた直接FKに最上級の賛辞を贈った。

「みんなが壁の上をどう越すかを予想している中で、彼は下を通した。見ている人間には簡単に思えるだろう。レオがやるといとも簡単に見える。しかし、実際にはそんなに簡単なことじゃない」

 メッシは先日、故郷の町ロサリオ(Rosario)で暮らしていた母方の祖母を亡くしている。この日のジローナ戦はそれから最初の公式戦ということで、個人的な観点でも特別な試合になった。(c)AFP