【2月25日 AFP】ラグビーシックスネーションズ(Six Nations Rugby 2018)は24日、第3節の試合が行われ、イングランドは13-25でスコットランドに敗れたが、チームを率いるエディー・ジョーンズ(Eddie Jones)ヘッドコーチ(HC)は試合後、今回の敗戦は同国にとって「世界で最高のレッスン」になると前向きに語った。

 試合はスコットランドのヒュー・ジョーンズ(Huw Jones)とショーン・マイトランド(Sean Maitland)が前半に2人で3本のトライを決める活躍をみせ、宿敵イングランドから10年ぶりの白星を手にした。

 ジョーンズHCにとっては就任後わずか2敗目(26戦)となったが、計13本のペナルティーを献上するなど、相手に圧倒されたこの日の敗戦により、日本で開催される来年のW杯(Rugby World Cup 2019)でイングランドにオールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表)を倒す力があるかについては疑問符がつく結果となった。

 それでも「前半は自分たちらしくなかった。そこは私が責任を取らないといけない」と試合を振り返るジョーンズHCは、「こういったものは受けたくないレッスンではあるが、同時に世界最高のレッスンでもある」とした上で「ここから多くを学ぶだろう」と語った。

 同日行われた試合では、アイルランドが37-27でウェールズに勝利している。(c)AFP/Julian GUYER