【2月24日 AFP】国際オリンピック委員会(IOC)は24日、平昌冬季五輪が開催されている韓国・平昌で理事会を開き、組織的なドーピングを行っていたロシアの処分に関して協議を行ったが、結論には至らなかった。

 これにより、ロシアが他の国々とともに閉会式に出席できるかどうかは、直前まで分からなくなった。

 OAR(ロシアからの五輪選手)としてフィギュアスケート女子シングルの銀メダルを獲得したエフゲニア・メドベデワ(Evgenia Medvedeva)らは、閉会式でロシアの国旗がはためくよう理事会の説得を試みた。

 しかし、3時間半に及ぶ話し合いの末に理事会は処分を解除するか否かの決断に至ることができず、25日午前8時から議論を再開させることになった。(c)AFP