【2月24日 AFP】男子ゴルフ米国ツアー、ザ・ホンダ・クラシック(The Honda Classic 2018)は23日、米フロリダ州パームビーチガーデンズ(Palm Beach Gardens)のPGAナショナル(PGA National)で2日目が行われ、メジャー通算14勝を誇るタイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)は通算1オーバーとし、10人がひしめく14位タイにつけた。

 元世界ランク1位のウッズは、復帰3戦目の第2ラウンド前半に1ボギー、2バーディーを記録すると、後半には5ホール連続でパーセーブに成功して一時はトップ10に食い込んだ。しかし、パー3の15番ではティーショットを池に入れてダブルボギーをたたき、16番でも長いバーディーパットがカップをすり抜けてボギーを喫した。

 それでもウッズは、このコースで最も難しいとされるパー3の17番でティーショットをグリーンに乗せ、12フィート(約3.6メートル)のバーディーパットを沈めてギャラリーを大いに沸かせた。

 昨年4月に脊椎固定術を受けて完全復活を目指している42歳のウッズは、首位と4打差のペースについて「優勝は目前」と手応えを感じており、「きょうは良く食らいついた。すぐそこまで近づいている。大会で優勝できるレベルまできている。このコースの残り36ホールで4打差?現時点では誰でも優勝する可能性はある。ワイドオープンだ」とコメントした。

 通算3アンダーの首位には、ツアー初優勝を狙うルーク・リスト(Luke List)とジェイミー・ラブマーク(Jamie Lovemark)の米国勢が浮上。1打差の3位タイにはウェブ・シンプソン(Webb Simpson)とラッセル・ヘンリー(Russell Henley)の米国勢と、ロリー・サバティーニ(Rory Sabbatini、南アフリカ)、トミー・フリートウッド(Tommy Fleetwood、イングランド)がつけている。

 一方、大会連覇を目指していたリッキー・ファウラー(Rickie Fowler、米国)は、カットラインの5オーバーに届かず予選落ちを喫した。メジャー通算4勝のロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)は2日連続で2オーバー「72」を記録し、通算4オーバーで決勝ラウンドに進出した。(c)AFP