【2月24日 AFP】ラグビーシックスネーションズ(Six Nations Rugby 2018)は23日、第3節の試合が行われ、同性愛者を嫌悪する発言による3週間の出場停止処分から復帰したマチュー・バスタロー(Mathieu Bastareaud)が1トライを決めたフランスが34-17でイタリアに勝利した。

 大会得点王のテディ・トマ(Teddy Thomas)を出場停止で欠くフランスは、イタリアが後半に入って崩れるまで攻め手を欠くも、マキシム・マシュノー(Maxime Machenaud)がキックで17得点を挙げる活躍をみせ、11か月ぶりの白星を手にした。

 9試合ぶりに勝利したフランスのギレム・ギラド(Guilhem Guirado)主将は試合後、地元テレビ局に対して「勝利については満足しているが、それに浸ってはいない。自分たちのプレーにはかなりいら立っている」と語った。

 一方、3年前から続くシックスネーションズでの連敗が15に伸びたイタリアのコナー・オシェイ(Conor O'Shea)ヘッドコーチ(HC)は、「戦いぶりについては誇りに思う。大敗してしまったが、最後までやり抜いた」と英BBCにコメントした。(c)AFP/Barnaby CHESTERMAN