【2月24日 AFP】テニス、ドバイ・テニス選手権(Dubai Duty Free Tennis Championships 2018)は23日、女子シングルス準決勝が行われ、大会第1シードのエリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)が6-3、6-3で第6シードのアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)を下し、決勝進出を決めた。

 大会連覇を狙うスビトリーナは、第2シードのガルビネ・ムグルサ(Garbine Muguruza、スペイン)を相手に3本のマッチポイントをしのぎ、3-6、7-6(13-11)、6-1で逆転勝ちを収めたダリア・カサキナ(Daria Kasatkina、ロシア)と決勝で顔を合わせる。

 ジュスティーヌ・エナン(Justine Henin)氏とヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams、米国)に次いで、同大会で連覇を果たした史上3人目の女子選手になることを目指しているスビトリーナはこの日、元世界ランキング1位のケルバーから計5回のブレークを奪い、85分で完勝を飾った。

 ケルバー戦での連勝を5に伸ばしたスビトリーナは試合後、「タフな試合だったが、競った場面で良いプレーができた。コート上ではやらなければならないことに集中し、他のことが頭に入ってこないように心掛けた」とした上で、「また決勝に戻ってこられて本当にうれしい」と語った。

 一方、去年に続いてベスト4止まりとなった四大大会(グランドスラム)通算2勝のケルバーは「ベストの日ではなかった。自分のリズムを見つけようとしていたが、特にサーブでそれができなかった」と悔やんだ。(c)AFP