【2月23日 AFP】インドの警察当局は22日、メッセージアプリを使って児童ポルノ愛好家の国際的なネットワークを管理していた20歳の学生を逮捕したと明らかにした。

 インド中央捜査局(CBI)の捜査官らは国内数か所を家宅捜査し、メッセージアプリのワッツアップ(WhatsApp)でつながる児童ポルノ愛好家グループの管理者の学生を北部ウッタルプラデシュ(Uttar Pradesh)州カナウジ(Kannuaj)の自宅で逮捕した。

 このグループには115人以上のメンバーが米国、メキシコ、ケニア、パキスタン、アフガニスタン、中国、ニュージーランドなど少なくとも18か国から集まっていた。インド国内ではメンバー4人が容疑者として把握されており、現在追跡中だという。

 CBIは「グループの管理者を逮捕し、画像をアップロード・保存するために使われていたコンピューターのハードウエアと携帯電話を押収した」とAFPに語った。しかし、それら画像の入手先は明らかになっていない。また画像には子どもたちが写っているひわいな描写が含まれていたが、商業目的で使用したかどうかについては伏せられている。(c)AFP